久留倍官衙遺跡, 四日市市にある遺跡。
車部官衙遺跡は、四日市市にある古代の城壁に囲まれた行政複合施設の基壇を残す遺跡です。長方形の敷地内に80以上の建物跡が配置されており、当時の行政の組織化の様子がうかがえます。
この遺跡は、日本が中央集権的な政府体制を築いていた7世紀後半に、この地域の行政中心地として機能していました。2006年、高速道路の建設工事中に遺構が発見され、国の史跡に指定されました。
この配置は、日本が中国の建築様式を取り入れ、律令制度が実際にどのように機能したかを示しています。現在も、オフィスや居住空間がどのように配置されていたかを示す基壇のパターンを見ることができます。
遺跡は徒歩で見学できます。建物の基壇や区画が地面にはっきりと示されているため、さまざまな区域を歩きながら複合施設の規模を体感できます。
複合施設の東側には、堀で囲まれた区画に穀倉が配置された独立した貯蔵システムがありました。これらの別棟は、地域の穀物が税金として系統的に収集・保管されていたことを示しています。