ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ, イタリア、ピアッツァ・アルメリーナの考古学公園
ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレは、ピアッツァ・アルメリーナにあるローマ時代の複合遺跡で、居住用の部屋、浴場、そして総面積3,500平方メートル以上に及ぶ床モザイクがあります。建物群は互いにつながるいくつかの広間、廊下、中庭からなり、その床は人物を描いたモザイクで飾られています。
この複合施設は4世紀にローマの貴族のために建てられ、モンテ・マンゴーネの地滑りにより何世紀にもわたって泥の下に埋もれていました。発掘は1950年代に始まり、ローマ時代の邸宅の中でも特に保存状態の良いものの一つが明らかになりました。
この名称はラテン語で田舎の邸宅を意味する言葉に由来し、当初は支配階級の住居として建てられたことを示しています。現在、訪問者はモザイクの床の上に張り出した高架の回廊を歩き、狩猟、神話の人物、日常の風景を描いたモザイクを直接見ることができます。
夏期は開館時間が延長され、午後遅くでも展示を見て回ることができます。多くの通路と展示エリアはバリアフリー設計で、高架の回廊に沿って快適に見学できます。
ある部屋には、現代のスポーツウェアに似た2ピースの衣装を着けた10人の女性像が描かれており、円盤投げや走り、球技をする姿が描かれています。これらの描写は、女性が運動する姿を描いた古代の例として非常に珍しいものです。