池上・曽根遺跡, 大阪府泉大津市にある遺跡。
池上曽根遺跡は、泉大津市にある大規模な古代集落の跡が発掘された遺跡です。発掘された住居跡や作業場跡、集落を囲んでいた防御用の区画跡などを見学できます。
この集落は1990年代の発掘調査で見つかり、古代の建物跡が明らかになりました。ヒノキの大きな柱などの建築材料は、年輪から正確な年代を知る手がかりとなりました。
この遺跡からは、古代の人々が金属を加工して道具や日用品を作り、日々の暮らしに役立てていたことがわかります。こうした技術は、周辺の集落との間で物や知識が取引され、交流があったことを示しています。
この遺跡は公園として整備されており、復元された建物の中を歩いたり、保存された井戸を見学したりできます。ほぼ毎日見学可能で、自分のペースで気軽に歩いて回れます。
敷地内にある井戸は、一本の大きなクスノキの幹をくり抜いて作られたもので、日本でも最大級のものの一つです。その丁寧なつくりから、古代の職人が自然の材料を加工する優れた技術を持っていたことがうかがえます。