河村城, 山北町にある山城
川村城は、神奈川県山北町にある山城で、かつて三つの国の境が交わる場所に築かれました。城跡は、急な斜面に沿って、土塁や空堀、防御用の道が幾重にも巡らされています。周囲の土地を見渡せる見晴らしのよい場所にあります。
この城は平安時代後期に川村家によって築かれ、1352年の南北朝の争いの際に重要な拠点となりました。その後、数世紀にわたり、さまざまな氏族がこの地を周辺地域を支配するための前線基地として使用しました。
名前は、この地を数代にわたって治めた川村家に由来します。訪れる人は、土塁や空堀を歩くことで、この丘の上が長い間、防御の拠点として使われていた様子をうかがい知ることができます。
JR御殿場線の山北駅から簡単にアクセスでき、難易度の異なる2つの案内路が城跡内を巡ります。坂は急で、雨の日は滑りやすいため、丈夫な靴が強く推奨されます。
城跡の発掘調査で、一般的な日本の城の設計とは異なる堀の体系が見つかりました。これは、地元の建築者が独自の解決策を編み出したことを示しています。このことから、中世の軍事建築が地域ごとにどのように異なっていたかに興味がある人にとって、この場所は興味深いものとなっています。