Le Passe-muraille, ルクセンブルクにある青銅の彫刻
ル・パス=ミュライユは、ペスカトーレ公園にある青銅の彫刻です。2つの空洞の半球が向かい合って置かれ、それぞれの高さは約3メートルあります。壁全体に小さな穴が開いており、自然光が差し込んで内部に模様を作り出します。
この彫刻は2006年12月に、かつてルクセンブルクを守った要塞である古いカゼマットの真上に設置されました。その配置は、地下に積み重なるこの街の軍事史と作品を意図的につなげています。
穴の開いた壁が、内部の空間と周囲の公園とを視覚的につなぎ、この彫刻は静かな集いの場となっています。人々は自然と立ち止まり、青銅の格子を通して外の木々や芝生を眺めます。
公園の開園時間中は、制限なく両方の半球の中を自由に歩くことができます。日差しの位置や天候によって光が変わるため、時間帯によって異なる視覚体験が得られます。
2つの半球は、内部のどこに立つかによって変化する驚くべき音響効果を生み出します。多くの訪問者は、彫刻の半分ごとに音の反響や響きが異なることに驚かされます。