本野原遺跡, 宮崎県にある遺跡
本野原は、標高約180メートルの台地に100以上の竪穴住居跡が並ぶ遺跡です。その配置から、当時の集落の形や暮らしの様子をうかがい知ることができます。
本野原遺跡は縄文時代のもので、2004年に国の史跡に指定されました。これにより、日本で最も初期の集落形態の一つとして、より広く知られるようになりました。
この遺跡からは、初期の共同体が居住空間や日常の活動をどのように共有していたのかがうかがえます。住居や作業場の配置から、住民たちが互いに関わり合いながら生活していた様子を読み取ることができます。
遺跡は高台にあるため、見学中はでこぼこした地面や坂道に注意が必要です。晴天の日に訪れると、発掘された区域をよく見渡せ、集落の全体像を把握しやすくなります。
発掘調査では、大量の土器片が見つかっており、当時の工芸技術や日常生活をうかがい知る手がかりとなっています。また、保存状態の良い植物や動物の遺体からは、当時の環境や食料事情についての情報が得られています。