Otmuchów Castle, ポーランド南部オトムフフにあるゴシック様式の城
オトムフフ城は、ポーランド南部の町オトムフフにあるゴシック様式の城で、周囲を見下ろす丘の上に建っています。現存する2つの翼はそれぞれ4階建てで、窓、出入り口、内部空間にルネサンス様式とバロック様式の装飾が見られます。
この城の起源は12世紀にさかのぼり、教皇ハドリアヌス4世がこの地域の統治権をヴロツワフ司教に与えました。その後数世紀にわたって数回再建され、元のゴシック構造の上にルネサンス様式とバロック様式の増築が重ねられました。
この城は何世紀にもわたってヴロツワフの司教たちの所有であり、宗教的・世俗的権威の拠点として使われました。古い部屋を歩くと、教会の権力と地方行政がかつて同じ建物で重なっていたことを感じ取ることができます。
城の敷地には、アレクサンダー・フォン・フンボルトの発案で造られた庭園があり、ヨーロッパのこの地域では珍しい、ハグマノキ、イチョウ、カナダシナノキなどの木が植えられています。建物と庭園の両方を歩くのに十分な時間を確保する価値があります。両方を合わせることで、この場所の全体像がよりよくわかります。
城内にはいわゆる飢餓牢があり、天井の穴から囚人が落とされ、出る手段のない深い穴です。「さあ、お前は自由だ」と読める石の碑文が今もその場所を示していますが、そこに閉じ込められた者が生きて出たことがないという苦い意味合いがあります。