Acidava, ルーマニア、ピアトラ・オルトにあるローマの要塞
アキダヴァはオルト川の曲流に沿って築かれたローマの要塞で、兵舎、倉庫、住居の跡が残っています。この遺跡は四つの門を持つ典型的な長方形の配置を示し、川の谷に広がるより大きな防衛網の一部でした。
この要塞は、紀元100年頃のダキア征服の際に築かれ、約200年にわたり国境の拠点として機能しました。3世紀にローマ帝国がこの地域から撤退した際に、おそらく放棄されました。
アキダヴァという名前はラテン語で水を意味する言葉に由来し、川沿いの立地と、通過する部隊への補給地点としての役割を反映しています。
遺跡は平らで開けた場所にあり、いくつかの角度から見渡せます。敷地内にはほとんど日陰がないため、丈夫な靴を履き、暖かい季節には水を持参してください。
この要塞からは、帝国全土の貨幣が異常に多く出土しており、活発な貿易関係を示しています。これらの発見は、この遺跡が単なる軍事前哨ではなく、重要な商業の中心地として機能していたことを示唆しています。