Laugaricio, スロバキア、トレンチーンのローマ時代の碑文
ラウガリキオは、トレンチーンの断崖に刻まれたローマ時代の碑文で、現在はエリザベスホテルの2階でガラスの向こうに保護されています。このラテン語の碑文は、この辺境の駐屯地に駐留していた第二軍団の兵士855人の存在を記録しています。
この碑文は紀元179/180年頃のもので、ローマの指揮官マルクス・ウァレリウス・マクシミアヌスがこの地域でゲルマン部族に対する軍事作戦を率いた時期にあたります。ローマが大陸の北端で軍事力を示した瞬間を示しています。
この碑文は、ローマがその領土の端で中央ヨーロッパ全域にどのように軍事力を示し、領土的範囲を広げたかを明らかにしています。遠隔の辺境地帯で権威を確立する手段として、軍事的存在を記録することの重要性を示しています。
碑文を見るには、ミエロヴェー広場にあるエリザベスホテルに入り、2階の保護ガラスの向こうに展示されているものを見る必要があります。通常のホテルの営業時間内に見学でき、古代ローマの彫刻を間近で見ることができます。
この彫刻は約2000年にわたって非常によい状態で生き残り、今でもはっきりとしたラテン文字と元の作品の細部を示しています。この並外れた保存状態により、中央ヨーロッパで最も読みやすいローマ碑文の一つとなっています。