William Ulmer Brewery, アメリカ、ブルックリン、ブッシュウィックの歴史的な醸造所
ウィリアム・ウルマー醸造所は、ブルックリンのブッシュウィックにある4つの建物からなる複合施設で、1872年から1890年にかけて建設されました。赤レンガの外観とドイツ風のアーチ型の建築様式が特徴です。オフィス棟、醸造棟、機械棟、厩舎兼倉庫がひとつの産業施設としてつながっています。
ドイツ移民のウィリアム・ウルマーは1871年にこの醸造所を設立し、1920年に禁酒法によって閉鎖を余儀なくされるまで経営しました。4つの建物はブルックリンの醸造業が拡大していた時期に建てられ、この時代の工業生産施設の成長を示しています。
この複合施設は、19世紀後半のビール醸造業を中心としたブルックリンの産業発展におけるドイツ系移民の強い影響を象徴しています。
この複合施設はブッシュウィックのベルビデア通り沿いにあり、一続きの産業施設として歩いて見て回ることができます。レンガ造りの建築と建物の配置は通りから見ることができ、全体の様子をよく把握できます。
この施設は2010年に公式に指定され、ニューヨーク市で初めてランドマーク指定を受けた醸造所となり、市の産業遺産を保護する上で重要な先例となりました。この認定は、ブルックリンの醸造の伝統が再び評価されるようになったことを示しています。