Colony Hotel, マイアミビーチのオーシャンドライブにあるアールデコ様式のホテル。
コロニー・ホテルは736オーシャンドライブに建つ左右対称のアールデコ建築で、建築家ヘンリー・ホーハウザーが設計し1935年に完成しました。流線形の幾何学的形態、水平の帯、角の丸い庇、階段状のジッグラト型の屋上パラペットなど、この時代を特徴づける様式が見られます。
1926年のハリケーンからの復興期にあたる1935年に建設されたこのホテルは、中流階級の観光客向けの近代的な宿泊施設として開発され、専用バスルーム、電話、ラジオ、そして安全性と耐久性を確保する耐火性のコンクリートと鉄骨構造など、当時としては進んだ設備を備えていました。
このホテルは、サウスビーチのレジャー目的地としてのアイデンティティを形作るのに一役買い、今もマイアミビーチのアールデコ遺産の象徴となっています。オーシャンドライブのネオン輝く夜の風景や、華やかさ、歴史、建築様式が混ざり合う様子を写したポストカードや写真にしばしば登場します。
ホテルはオーシャンドライブに面したマイアミビーチ建築地区の中心に位置し、周辺のレストラン、ショップ、ナイトライフへ簡単にアクセスできます。また、マイアミ・デザイン保存連盟によるガイド付き建築ツアーでは、そのデザインの特徴と歴史的な意義について詳しく学ぶことができます。
ホテルの逆T字型のネオンサインはコロニーの名を大きく掲げ、夜になると青い光を放ちます。内部のディテールには、画家ポール・シモンがディエゴ・リベラに触発されて制作したビトロライト製の暖炉の壁画や、屋根のラインの下に描かれた幾何学的な波模様があります。