Temple of Literature, Huế, ベトナムのフエにある儒教の寺院
フエの文廟(バンミエウ)は、香水川の上の丘陵に位置する儒教の寺院で、ユネスコ世界遺産である王都の一部です。敷地は中央の軸線に沿って配置され、中庭、開放的な東屋、石彫りや伝統的な彩色装飾が施された木造のホールが連なっています。
ザ・ロン王(Gia Long)は19世紀初めに、学者が儒教の古典を学び科挙の試験に備えるための場所としてこの寺院を建立しました。この複合施設は阮朝の下で数回拡張・改修されましたが、その後荒廃し、20世紀に修復されました。
この寺院は何世紀にもわたり、学者や役人が孔子に敬意を表する場所であり、その目的が今日の空間の雰囲気を今も形作っています。壁や柱の碑文は、帝国時代のベトナムの公的生活の基盤となった忠誠、尊敬、学びといった美徳を想起させます。
この寺院は毎日開いており、入場無料なので、チケットや開館時間を気にする必要はありません。敷地は丘陵地で、段差ごとに階段があるため、歩きやすい靴があると移動が楽になります。
この寺院はよく知られたハノイの文廟と比較されますが、あえて川岸の斜面に建てられ、本堂が水面に向かって開かれています。これはハノイのものにはない特徴です。この向きは偶然ではなく、流れる水が知識の流れを表すという伝統的な信仰に従ったものです。