Conjunt Psiquiàtric, スペイン、サン・ボイ・ダ・リョブレガートにある建物群
サン・ボイ・ダ・リョブレガートの精神科複合施設は、男女別の棟を持つ建物群で、ファサードには漆喰細工や花模様の装飾が施された石造りのバルコニーなど、新バロック様式の特徴が見られます。敷地は広々としており、さまざまなケアに対応する複数の機能エリアに分かれています。
この複合施設は、バルセロナ中心部にあった元の施設が地元の反対により移転を余儀なくされた後、1854年にアントニ・プジャダス・マヤンス博士によって設立されました。サン・ボイへの移転は、カタルーニャにおける精神科ケアの取り組み方の転換点となりました。
敷地内には、悲しみの聖母に捧げられたルネサンス様式の礼拝堂があり、精神的なケアが治療の場に組み込まれていたことを示しています。この神聖な部屋は、入所者の幸福を多面的に支える意図を反映しています。
サン・ボイ行きのバスで行くのが便利です。敷地はかなり広いので、歩いて回る時間を計画してください。一部のエリアは立ち入りが制限されていたり、柵の外からしか見られない場合があることに注意してください。
ここは精神科改革が行われた最初期の場所の一つであり、患者への尊厳あるケアの基準を打ち立て、ヨーロッパ全土の実践に影響を与えました。独立した建物と広い敷地を持つその設計は、当時としては治療空間のあり方についてかなり先進的な考え方でした。