Caserne Jacques Vion, フランス、トゥールーズのサン=シプリアン地区にある消防署。
カゼルヌ・ジャック・ヴィオンはトゥールーズにある消防署で、特徴的な鉄筋コンクリート構造と消防士用の居住区を備えています。建物は、曲線を描くコンクリートの下に車両格納庫を配置し、その上に居住スペースを積み重ねた構造です。
建築家ピエール・ドゥボーが1966年にこの消防署を設計し、近代的な運用拠点として完成させました。その後、山林火災の消火活動中に殉職した中尉を讃えて、この名称が付けられました。
この建造物は2019年に「注目すべき現代建築」の認定を受け、2023年9月に歴史的建造物(モニュメント・イストリック)に指定されました。
この施設はサン=シプリアン地区にあり、周辺は公共交通機関でアクセスできます。現在、主要な再開発が進められており、本来の機能を維持しながら現代的な設備が追加される予定です。
屋根構造は、わずか数センチの厚さの非常に薄いコンクリートシェルで支えられています。この革新的な建築技術により、設計者は珍しい空間比率と構造的自由を実現できました。