Fort Lestal, フランス、マルトーの軍事要塞
レスタル要塞は19世紀の軍事建造物で、アルベールヴィル近郊のボージュ山塊の斜面、標高794メートルに位置しています。この施設は、メジェーヴやファヴェルジュへと続く谷を見下ろし、マルトーの村の上にそびえる特徴的なランドマークとなっています。
この建造物は1875年から1881年にかけて建設され、イタリアとの潜在的な紛争に備えてアルプスの峠を防衛するために設計されました。1887年、陸軍大臣ジョルジュ・ブーランジェは公式な法令により、一時的に「フォール・エペルノン」と改名しました。
「レスタル」という名前は、この建物が建つ岩の尾根を指しており、その尾根は何世代にもわたって地域の地形の特徴となってきました。村人たちは今でもこの要塞を、戦闘に使われることはなかったものの、谷での日常生活を形作ったランドマークとして語ります。
マルトー教会近くの駐車場から始まる約6.4キロメートルのハイキングコースは、要塞を一周し、約2時間半かかります。道は森と開けた土地を通るため、凹凸のある場所では丈夫な靴が役立ちます。
この施設には603人の兵士のための宿舎があり、21門の大砲を備え、2つの火薬庫には最大70トンの弾薬が保管されていました。このような軍事能力にもかかわらず、この構造物は戦闘で一度も発砲しませんでした。