Ibex House, イギリス、シティ・オブ・ロンドンのオフィスビル
イベックス・ハウスは、シティ・オブ・ロンドンにあるアールデコ様式のオフィスビルで、細長いH字型の構造が11階まで伸びています。黒と淡黄色のファイアンス・タイルの外壁が建物のファサード全体に水平の帯を作り、四方の窓の帯がそれを断ち切っています。
1935年から1937年にかけて、建築家フラー、ホール、フォールシャムによって設計・建設されたこの建物は、英国におけるモダニズム建築の台頭期に登場しました。このプロジェクトは、従来の建築手法に挑戦する新しい設計アプローチで商業建築が再考されていた時期と重なります。
この建物は1930年代のストリームライン・モダン様式を体現しており、曲線を描く角部と幾何学模様が外観を特徴づけています。これらのデザイン要素は通りから見ても視覚的に際立っており、当時の商業空間がどのように再考されたかを反映しています。
ミノリーズ通りに位置し、この建物はオフィススペースと地上階の店舗を組み合わせた複合用途の建物です。中心部という立地により、この地域を訪れたり働いたりする人々にとって、アクセスと視認性が良好です。
中央部分には、建物の全高に達する細長い窓があり、その上に長方形の台輪が置かれ、南北両側には湾曲したガラス張りの張り出しが設けられています。この配置により、通りから建物に近づくと視覚的にバランスの取れた焦点が際立ちます。