小倉山城, 広島県北広島町にある日本の山城
大倉山城は、広島県北広島町の大朝盆地北部にある中世の山城です。遺跡は馬蹄形の尾根を持つ丘の上にあり、空堀と土塁によって区切られた複数の区画に分かれています。北側に三つの曲輪、西側に二つの防御施設があります。
この城は14世紀の南北朝時代に、吉川経見率いる吉川氏によって築かれました。1550年以降、一族は勢力基盤を別の地域に移し、城は次第に軍事的な役割を失いました。
大倉山という名前は、城が建てられた木々の茂る丘を指しており、その土地とのつながりは、敷地を歩くときに今も感じられます。残っている空堀と土塁は、中世日本の防御配置がどのようになっていたかを明確に伝えてくれます。
遺跡へは梅山駅から徒歩で約15分です。年中無料で見学できますが、道がでこぼこしている場合があるため、丈夫な靴をおすすめします。
城が何世紀も前に放棄されたにもかかわらず、元の土塁と建物の基礎が今でもはっきりと見えるのは、この時代の遺跡としては珍しいことです。これが1986年に国の史跡に指定された理由の一つでもあります。