彩虹建築物
レインボービルは、湾仔地区にある大きな公営住宅団地で、建物の外壁が七色に塗り分けられ、虹のように見えるよう配置されています。この団地は高さの異なる複数の住宅棟からなり、各住戸にはリビングルーム、キッチン、バスルームがあり、スーパーマーケット、診療所、学校、レクリエーション施設などの設備も備わっています。
レインボービルは、1960年代初頭に香港の深刻な住宅不足を解消するために建設され、市内で最初の大規模公営住宅団地の一つとなりました。正式なオープンは1963年で、すぐに手頃な家賃と近代的な設備を備えた広々とした住居を求める何千もの家族を引き寄せました。
この建物は、外壁に塗られた七色(赤、オレンジ、黄、緑、シアン、青、紫)にちなんで名付けられ、虹を連想させるように配置されています。地区内の通り名もこのテーマに合わせて付けられており、住民が愛し、訪れる人々の記憶に残る詩的な環境を作り出しています。
レインボー駅のC4出口からアクセスし、左に曲がって地区内に入ると、右側に駐車場があります。駐車場の3階まで上がると、色とりどりの建物をよく見渡せ、写真撮影の人気スポットです。太陽が低く影が柔らかくなる夕方前後の時間帯がおすすめです。
最盛期には4万人を超える住民が暮らし、当時の香港で最大級の公営住宅団地の一つとなりました。特筆すべきは、元アメリカ大統領のニクソンが訪れ、住民とバドミントンを楽しんだことです。この出来事は地域社会に深い印象を残し、言い伝えの一部となっています。