Gorges du Caramy, フランス、プロヴァンス、トゥルヴェ近くの川の峡谷
ゴルジュ・デュ・カラミは、フランス南部プロヴァンス地方のヴァール県トゥルヴェ近くにある渓谷で、カラミ川が丘陵地帯から流れ下る過程で削り出したものです。渓谷を進む道は、淡い石灰岩の崖と川岸の密な木々、そして川の流れによって磨かれた岩棚の間を川沿いに続いています。
カラミ川は長い年月をかけて石灰岩を侵食し、今日の渓谷を形成する狭い通路や岩の張り出しを徐々につくり上げました。入口付近には15世紀に建てられた石橋、ポン・ロマン(Pont Romain)が残っており、かつて谷の両側の村をつないでいた渡河点の歴史を伝えています。
「カラミ」という名前は、岩と水に関連する古い言語の語根に由来するとされており、この地の風景をよく表しています。近隣の村の人々は昔から夏になるとこの場所を訪れ、岩の間に自然にできた水溜まりで涼を取ってきました。
最も便利な出発点はトゥルヴェのスタジアム近くの駐車場で、そこから少し歩くと渓谷の入口に着きます。夏の最も暑い時期には現地付近への車のアクセスが制限されるため、暑さと混雑を避けるためにも早朝に到着することをお勧めします。
峡谷の上の丘には、標高約485メートルに小さなサン・プロバス礼拝堂(Saint-Probace)が立っており、イースター・マンデーや8月下旬など特定の日には今も宗教的な礼拝が行われています。礼拝堂から見渡す周囲の田園風景は、眼下の峡谷の道の閉ざされた世界とは全く異なる開放感を与えてくれます。