Virgin of Paris, パリ4区にある石像。
パリの聖母は14世紀の石像で、高さは約1.8メートル。聖母マリアが冠をかぶり、幼子イエスを抱いています。イエスは世界の支配を象徴する地球を握っています。
元々はシテ島のサン=テニャン礼拝堂に置かれていたこの14世紀の像は、フランス革命中に破壊された以前の聖母像の代わりとして、1818年にノートルダム大聖堂に移されました。
詩人ポール・クローデルは1886年の降誕祭の晩祷の際、この像の近くで深い霊的回心を経験し、その瞬間を言葉では言い表せない啓示として描写しました。この出来事は彼の信仰を変え、フランス宗教文学に永続的な影響を与えました。
この像は1855年以来、大聖堂の翼廊の南東の柱に固定されており、2019年の火災でノートルダム大聖堂が大きな被害を受けた際も焼け残りました。
この彫刻の顔の特徴は、喜びと悲しみの二重の表情を伝えており、キリスト降誕の希望とその後のゴルゴタの丘での苦しみという神学的な対比を反映しています。単一の穏やかな顔に複雑な感情を表現しています。