鳴子峡, 宮城県大崎市にある渓谷の展望地点
鳴子峡は宮城県大崎市北部に位置する深い渓谷で、大谷川が長い年月をかけて岩を削ってできました。両側の白っぽい岩壁は急勾配で切り立っており、縁に沿って遊歩道が通り、崖や眼下の川を見渡すことができます。
大谷川は数千年をかけてこの地域の火山岩を少しずつ削り、今日見られる急な崖壁を形成してきました。後に宮城県から景勝地に指定され、栗駒国定公園の区域内に組み込まれました。
秋になると渓谷の壁面に生えるカエデが赤や金色に染まり、各地から多くの訪問者が展望台へと集まってきます。渓谷の上に架かるアーチ状の大橋は写真愛好家に特に人気があり、色づいた葉と白い岩肌をひとつの画面に収めることができます。
崖縁の短い遊歩道は雪や凍結のため冬季は閉鎖されますが、周囲の森を巡る長い周回コースは年間を通じてほぼ歩くことができます。電車でお越しの場合は鳴子温泉駅で下車し、タクシーを利用するか、紅葉の季節には渓谷行きの臨時バスをご利用ください。
渓谷の上に架かる大きなアーチ橋からは、眼下の崖に掘られたトンネルから列車が現れる瞬間を見かけることがあります。この眺めは橋の上からしか見られず、他の遊歩道では体験できません。