Crypt of the Cathedral of Our Lady of La Almudena
アルムデナ大聖堂の地下聖堂は、ネオ・ロマネスク様式の地下空間で、5つの長い身廊と約400本の柱があり、それぞれの柱頭には異なる聖書の場面や自然の彫刻が施されています。側面には小さな礼拝堂が並び、色とりどりの窓から光が差し込みます。平面は上にある大聖堂と同じラテン十字形ですが、天井は低くなっています。
この地下聖堂は1911年に、大聖堂複合施設の最初の完成部分として公開されましたが、全体の建物が完成するまでにはさらに長い年月がかかりました。白いポルトガル産石灰岩で建てられ、現在では数世紀にわたるマドリードの重要な家族の約千の墓が納められています。
この地下聖堂は、マドリードの守護聖人であるアルムデナの聖母に捧げられており、今も地元の人々と訪問者の両方にとって祈りと追憶の場として機能しています。信仰と家族の記憶が人々をこの街の精神的なルーツに結びつける、集いの場となっています。
地下聖堂は無料で入場でき、混雑することもほとんどないため、上の大聖堂の賑わいを避けて静かに見学できます。オーディオガイドやガイドツアーもあり、美術作品や墓所について学ぶことができます。
マドリードで最も古いとされる聖母マリアの像の一つに、13世紀のフレスコ画「ユリの花の聖母」があります。これは近くの古い教会から救出されたものです。約400本の柱のうち、一本にはマドリードの紋章である熊とイチゴの木が柱頭に彫られています。