Patrick Roger, フランス・パリのチョコレートショップ
パトリック・ロジェはパリ中心部にあるチョコレートショップで、菓子と芸術的な彫刻がひとつの体験に融合しています。ショーウィンドウには、小さなボンボンから実物大の作品まで、チョコレートだけで作られた動物、人物、抽象的な形が展示されています。
パトリック・ロジェは、ロワール渓谷のパン職人・菓子職人の家庭で育ち、15歳で製菓を学び始め、後にチョコレートを素材として選びました。1994年に主要なチョコレートコンテストで優勝し、2000年にはフランスの職人にとって最高の栄誉のひとつである「メイユール・ウヴリエ・ド・フランス」の称号を受けました。
パトリック・ロジェは、日常の瞬間や感情にちなんで作品を名付け、チョコレートを語りかけるような物に変えています。ショーウィンドウには自然や日常から着想を得た彫刻が飾られ、職人の技と想像力が通りすがりの人にも見える場所となっています。
本店はマドレーヌ広場にあり、毎日午前遅くから夜まで営業し、年間を通して訪れる人々に対応しています。パリの各地に複数の店舗があり、車いすを利用する人でもアクセスしやすく、コレクションを見て回りやすくなっています。
パトリック・ロジェは、チョコレートの彫刻を青銅やアルミニウムに鋳造して、何年も保存することもあります。この手法は、本来の甘い作品が自然に消えてしまう後も、チョコレートアートを生かし続けたいという彼の野心を示しています。