Dominion Radio Astrophysical Observatory, カナダのスカハ・ウェストにある電波天文台
ドミニオン電波天文台は、カナダのブリティッシュコロンビア州ペンティクトン近郊のスカハ・ウェスト地区にある電波天文学の研究施設です。敷地内には、ジョン・A・ゴールト望遠鏡(直径約26メートルのパラボラアンテナ)、7基の小型アンテナからなる合成望遠鏡、4つの大きな円筒形の金属構造物で構成されるCHIME装置など、いくつかの機器が設置されています。
この天文台は1960年にホワイトレイクの近くに開設されました。これは、カナダの電波天文学の能力を築きたいと考えた天文学者カーライル・スミス・ビールズによって推進されました。1968年には、この天文台のアンテナとオンタリオ州の別のアンテナを3,000キロメートル以上離れた距離で結ぶ、初の電波干渉計実験に成功しました。
この天文台では時折公開日が設けられ、訪問者がアンテナの近くを歩いたり、スタッフと進行中の研究について話したりできます。こうした催しは、電波天文学が実際にどのように行われているかを直接感じる機会となります。
施設の主要部分への立ち入りは、催し物がない限り制限される場合があるため、ツアーや一般公開が行われているか事前に確認することをお勧めします。敷地は田園地帯に位置しているため、自家用車があると移動が楽になります。
1960年代に敷地内に建設されたT字型の望遠鏡は、アンテナ面を形成するワイヤーを支えるために約1,700本の杉の柱を使用していました。1990年以降、この天文台は閉鎖されたオンタリオ州の施設で行われていた太陽の電波出力の監視作業を引き継ぎ、毎日の任務として続けています。