ミハイル・クトゥーゾフ, ロシア、クラスノダール地方ノヴォロシースクの博物館船
ミハイル・クトゥーゾフはソビエト海軍のスヴェルドロフ級軽巡洋艦で、現在はクラスノダール地方のノヴォロシースク港に係留された博物館船です。全長は約180メートルで灰色に塗られており、元々の砲塔やレーダー装置、甲板の構造物がそのまま残っています。
この艦は1950年代初頭に起工され、1952年に進水してソビエト黒海艦隊に就役しました。1960年代から70年代にかけてのアラブ・イスラエル紛争では地中海での作戦に参加し、その後退役して2002年に博物館船となりました。
艦内には複数の甲板があり、階段の上り下りも多いため、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。ガイドツアーは一日を通して定期的に開催されており、事前の予約なしでも気軽に参加できます。
ソビエトの建造計画が中断され、同型艦のほとんどが解体されるか未完成のまま終わったため、ミハイル・クトゥーゾフは現存する同クラス唯一の艦船です。艦首のすぐ前には水兵の妻たちを称える記念碑が立っており、長い航海の間ずっと待ち続けた家族たちの存在を今に伝えています。