Babadag, トルコ、セイディケメルの山の頂上
ババダーはトルコのセイディケメル地区にあるオルデニズ近くの石灰岩の山で、2つの主要な頂上を持ち、高い方は2000メートル近くに達します。2つの頂上の間には古い森と荒々しい岩場からなる谷があり、低い方の頂上はカラテペと呼ばれています。
古代ギリシャ人はこの山をクラゴス山と呼び、その斜面にはピナラなどの都市を建設しました。リュキアやローマ時代の集落の遺跡は今もこの地に残っており、岩に刻まれた石の墓や城壁、神殿を見ることができます。
「ババダー」というトルコ語の名前は「父なる山」を意味し、地元の人々が何世代にもわたって使ってきた呼び名です。今日では山頂が世界中からパラグライダーの愛好家が集まる場所となっており、岩場の端から飛び立って海岸へと滑空していきます。
頂上へは細くて急な山道が続くため、路肩近くの急カーブが多い厳しいドライブを覚悟する必要があります。山頂には小さなカフェがあって休憩できます。視界は霞がかかる前の朝が最も澄んでいます。
山の麓にはアケル・ウンドゥラトゥムという希少なカエデが自生しており、世界でもほとんど他の場所では見られません。また、競技自転車レースでもこの山頂への道が使われたことがあり、選手たちはこれを最も過酷な登りのひとつと評価しています。