Seongeup Folk Village, 韓国・済州島ソグィポの民俗博物館・観光地
城邑民俗村(ソンウプ民俗村)は、韓国・済州島東部のソグィポに位置する伝統的な集落で、現在も人々が暮らし働いています。黒い溶岩石で建てられた家々は分厚い茅葺き屋根を持ち、古い石垣に囲まれた細い路地がその間を縫うように走っています。
この村は15世紀初頭に朝鮮王朝時代の地方行政の中心地として成立し、数世紀にわたってその役割を担ってきました。1984年には韓国政府によって正式に文化財保護地区に指定され、建造物と生活様式の保全が図られています。
村のあちこちに立つドルハルバンと呼ばれる石像は、溶岩石を彫って作られており、丸い目と素朴な表情が特徴です。かつては村の入り口に置かれて集落を守るものとされており、今も済州島を代表するシンボルとして親しまれています。
村への入場は無料で、石畳の道は歩きやすいですが、凹凸があるため歩きやすい靴がおすすめです。観光ツアー客が到着する前の早い時間帯に訪れると、落ち着いてゆっくりと見て回ることができます。
村のどの家にも門扉がありません。代わりに、入り口の石柱に差し込まれた木の棒が、家族が在宅か、外出中か、あるいは数日間不在かを示す仕組みになっています。