欲知島, 韓国・統営市沖の島
ヨクチドは韓国南部・統営(トンヨン)沖に浮かぶ島で、急峻な丘と断崖に覆われ、小さな入り江が連なる海岸線を持っています。最高峰はチョンファンサン山で、島の中央には天然の港として機能してきた深い湾があります。
ヨクチドは長らく漁業を中心とした集落であり、朝鮮王朝時代には南海岸沿いの要衝として見張り場所の役割を担っていました。16世紀には李舜臣将軍の水軍作戦に組み込まれ、中央の湾が艦隊の基地として使われていました。
トンヨン・フェリーターミナルから定期便が出ており、海の状況によって40〜60分ほどで到着します。島内には小型バスやタクシーがありますが、本数が少ないため、事前に計画を立てておくと安心です。
上空から見ると、ヨクチドは水面に浮かぶ花のような形をしており、周囲の小さな島々が花びらのように見えます。また、島ではサツマイモの栽培が盛んで、強い海風の中で育つため、他の産地のものより風味が豊かだと言われています。