Yazilikaya Acik Hava Tapinagi, トルコ、ボアズカレ近郊の野外神殿と遺跡
Yazılıkaya Açık Hava Tapınağı(ヤズルカヤ野外神殿)は、トルコ中部のボアズカレ近郊の自然の岩場に刻まれたヒッタイト時代の野外岩窟聖域です。大回廊と小回廊と呼ばれる2つの岩の通路からなり、その壁面には神々や女神、支配者を描いた浮き彫りが刻まれています。
この聖域は今から約3300年前、ヒッタイト帝国の最盛期に造られ、宗教的な儀式の中心地として使われていました。小回廊は後から追加されたもので、大回廊よりも保存状態が良好です。
大きな回廊の壁には、円錐形の帽子と短いスカートをまとった神々や支配者の行列が刻まれています。12柱の神々の列は年の各月と結び付けられることが多く、宗教と時の流れが日常生活においていかに深く結びついていたかを示しています。
両方の回廊を徒歩で巡るには、各浮き彫りをどれだけ時間をかけて見るかによって、15分から60分ほどかかります。近くにあるハットゥシャと組み合わせて訪れると、半日をうまく使えます。
この聖域では、AntahSumと呼ばれる春の祭りが行われており、供物と儀式によって新しい季節の始まりを祝っていました。刻まれた彫刻と一年の巡りとのこのつながりは、レリーフが純粋な宗教芸術を超えた役割を持っていたことを示しています。