Kızılırmak Delta Bird Sanctuary, トルコ、黒海沿岸の野鳥保護区
キズルイルマク・デルタ野鳥保護区は、トルコ北部の黒海沿岸に位置し、キズルイルマク川が海に注ぐ地点に広がる湿地保護区です。バフラ、19マユス、アラチャムの3つの地区にまたがり、浅い湖や沼地、葦が茂る地帯で構成されています。
このデルタ地帯は先史時代から人々が暮らしており、ヒッタイト以前の遺跡が発掘調査で発見されています。2020年に正式な保護地域の指定を受け、現在はユネスコ世界自然遺産の候補地となっています。
水牛は何世代にもわたってこの湿地帯で放牧されており、近隣の村の日常生活の一部となっています。その乳は地元で加工され、この地域を代表する産品として知られています。
鳥たちが最も活発で光が柔らかい早朝に訪れると、観察の機会が増えます。保護区内は車の乗り入れが禁止されているため、来訪者は指定された遊歩道を歩くか自転車で移動することになります。
キズルイルマク川はトルコ国内だけを流れる川としては最も長く、このデルタはその旅路の終点にあたります。冬には10万羽を超える水鳥が同時にこの場所に集まることがあります。