聖ルドミラ大聖堂, チェコ共和国プラハ2区ヴィノフラディの教会
聖ルドミラ大聖堂は、ナームニェスティー・ミールに建つ、翼廊を備えた三廊式のレンガ造りネオゴシック様式の教会です。西正面には高さ60.5メートルの八角錐屋根の塔が二本あり、バラ窓と段状のポータルがあります。ヨセフ・ヴァーツラフ・ムィスルベク作のティンパヌム浮彫は、聖ルドミラと聖ヴァーツラフの間のキリストを表しています。
ヴィノフラディは1879年に市となり、1881年に人口が1万5千人を超えると、市長ヴィレーム・ヴルチェクが教区教会の建設を進め、1884年11月1日に教区が登録されました。1888年11月25日に礎石が置かれ、ヨゼフ・モッケルの設計によりフランティシェク・ミクシュの現場監督のもと1892年まで工事が続きました。1893年10月8日にフランティシェク・シェーンボルン枢機卿が教会を聖別し、総費用は36万9922オーストリア・グルデンでした。
教区は毎年9月に守護聖人を祝い、2024年には教区登録140周年を記念してドミニク・ドゥカ枢機卿に「聖ルドミラのショール」賞を授与しました。教会前の広場ではクリスマスや復活祭の市、野外コンサートが開かれます。
教会はナームニェスティー・ミール(平和広場)にあり、地下鉄A線のNáměstí Míru駅とユーゴスラフスカー通りのトラムで行けます。建物は1974年から1992年まで閉鎖され、最初は地下鉄建設、後に改修のためで、1992年9月16日に再開されました。教会前の広場ではクリスマスと復活祭の市や野外コンサートが開かれます。
1898年にエマヌエル・シュチェパーン・ペトルが作品番号117として制作したオルガンは、主合唱壇の彫刻を施したネオゴシック様式のオーク製筐体に収まっています。元の錫のパイプは1917年の貴金属供出を免れ、2013年から2018年まで使われなかった後、公募と寄付により修復されました。