St. Michael's Church in Jircháře, チェコ共和国プラハ・新市街の福音派教会
イルフハージュの聖ミハエル教会は粗石積みで建てられ、中世の街路によって平面が定まった非対称な三身廊の教会です。中央身廊は二つの交差リブヴォールトを持ち、丸い要石を備えた二重溝付きの石リブが、14世紀末の金色のコリント式柱頭を持つ巨大な石柱に支えられています。
ここには12世紀からロマネスク様式の教会がありましたが、1369年に取り壊されてゴシック様式の建物に替わり、1387年には北側廊、1402年以前には南側廊が加えられました。1621年までプロテスタントが管理し、その後カトリックの管理下に入りました。1717年の火災後はバロック化され、塔は1722年に再建されました。
この教会は、1791年にドイツのプロテスタント共同体が購入して以来、アウクスブルク信仰告白福音教会のチェコ語・スロバキア語・英語の会衆の本拠地となっています。北側廊の天井の要石には、通りv Jircháříchの名の由来となった皮なめし職人組合の紋章が刻まれています。
この教会はプラハの新市街、V Jirchářích通りにあり、国民劇場から歩いてすぐです。建物は複数の側で通りに囲まれているため、入口と非対称な三廊式の平面は通りから見るのが分かりやすいです。
教会の名は、新市街のこの一帯で働いていたなめし革職人(イルハーシ)に由来する地区名イェルハーシェにちなみます。内部では北側廊下の天井の要石に皮革職人ギルドの紋章が刻まれており、見上げなければ気づきにくい細部です。