Church of the Assumption of the Virgin Mary, チェコ共和国のヴォルクロスターにある教会堂
聖母被昇天教会は、ポルタ・コエリ修道院複合体内にある教会堂で、ロマネスク様式とゴシック様式の建築要素を併せ持っています。内部を歩くと、異なる時代の建築の層が見えてきます。
この教会は修道院の設立直後、1233年から1240年にかけて二段階で建てられ、1239年に聖別されました。ハンガリー王ベーラ3世の娘でプシェミスル・オタカル1世の妃コンスタンツィエが創建者とされ、彼女と息子の辺境伯プシェミスルが聖堂内陣に葬られています。1782年にヨーゼフ2世の修道院廃止令で修道院は解散し、教会は教区教会となり、1901年から再び修道院教会として使われています。
修道院名「ポルタ・コエリ(天国の門)」は西側ポータルに反映され、そのティンパヌムには女性像と男性像に挟まれたキリストが表されています。内部では聖ヤン・ネポムツキーと洗礼者聖ヨハネの側祭壇に、ローマのカタコンベ由来の聖ピンノサと聖テオドラの聖遺物像を納めたガラスの棺が置かれています。
教会はブルノから約20kmのプジェドクラーシュテジーにあり、車か公共交通で行けます。教区教会なので、礼拝のない時間に内部を見たい場合は事前にミサの時間を確認してください。周囲の修道院複合施設は2010年から国家文化記念物です。
この教会には塔がなく、主廊と横廊の交差部の上に四角い鐘楼が建っています。寝そべる獅子に守られた豪華な西ポータルは、修道院の名ポルタ・コエリ(天の門)を表すものでした。