Building of Academy of Sciences of the Czech Republic, チェコ共和国プラハ旧市街にある科学研究ビル
チェコ科学アカデミーは、プラハ旧市街にある壮大な新ルネサンス様式の建物で、左右対称の形と精巧な石のディテールが特徴です。広いファサードには、入口の上に彫刻が施され、全体に丁寧に加工された石積みが見られ、科学研究の主要な中心地であることを示しています。
この建物は1858〜1862年に、1827年設立のチェコ初の金融機関スプジェテルナ・チェスカの本店として建てられた。設計はヴォイチェフ・イグナーツ・ウルマン、施工は建築請負業者ヤン・ベルスキーで、基礎にはプラハで初めてコンクリートが使われた。貯蓄銀行は1952年まで使用し、1954年にチェコスロバキア科学アカデミーに移管された。
ファサードのアティカには二つの年号が刻まれています。右のリザリット上はMDCCCLX、左はMDCCCLXXXXVIで、二つの建設段階を示しています。右の入口の上には、ヨセフ・マーネスの下絵に基づくアントニーン・ヴィルト作の1861年の寓意像があり、民の貯蓄を受け入れるボヘミアが表されています。
不規則な平面の建物は、南をナロドニ通り、西をディヴァデルニ通り、北をクロツィノヴァ通りに囲まれています。ナロドニ通りからディヴァデルニ通りへクロツィノヴァ方向に抜ける階段付きの通路があります。ディヴァデルニ通りとクロツィノヴァ通りは地盤が低いため、そこでの地上階はナロドニ通り側の地下階にあたります。
ファサードの背後には二つの建物があります。ウルマン設計の東翼(1861〜1863年)と、フリードリヒ・シャハナーによるその複製の西翼(1894〜1896年)です。アティカにはMDCCCLXとMDCCCLXXXXVIという異なる年号が刻まれ、右側入口の上にはアントニーン・ヴィルト作(1861年)、ヨセフ・マーネス画稿による「民の貯蓄を受け入れるボヘミア」の寓意像があります。