Church of Saint Clemens, チェコ共和国オドレナ・ヴォダのバロック教会。
聖クレメンス教会は、キリアン・イグナーツ・ディーンツェンホーファーが1733~1735年に建てたバロック教会です。平面は中央の楕円形に、聖歌隊と音楽用のバルコニーのための横楕円形を重ね、祭壇の壁龕が横軸を形成します。強く分節された壁柱が壁を引き締め、西側には玉ねぎ型の屋根を持つ塔が建ちます。
建築家キリアン・イグナーツ・ディエンツェンホーファーは、バロック様式の最盛期にあたる1733年から1735年の間に建設を完了しました。この建物は、ボヘミアで芸術的・宗教的活動が盛んだった時期に建てられました。
この教会は聖クレメンスに捧げられ、その伝説が主身廊の天井を飾る。1735〜1737年にイエズス会士で数学者のヤン・クベンが描いた。翼廊の壁には東方三博士の礼拝と復活、聖所には主の洗礼と洗礼者聖ヨハネが漆喰の枠に描かれる。塔には守護聖人の像が立つ。
教会は町を見下ろす高台に建ち、西側に玉ねぎ形の屋根の塔があるので、西正面から見学を始めるとよい。身廊は重なり合う楕円で構成され、交差軸は外観では対のピラスターを備えた切妻正面として表れる。オルガンは西側窓の両脇に二分割されて置かれている。
この教会の平面は、ディエンツェンホーファーが同時期にカルロヴィ・ヴァリのマリア・マグダレーナ教会で用いた構成を踏襲している。中央の楕円を、聖歌隊と音楽用の張り出し席のための横楕円が交差し、祭壇の壁龕が横軸を形づくる。西窓の両側に二分割の正面を持つオルガンは、1800年頃にプラハのマラー・ストラナにある聖カエタン教会から移設された。