Church of Saint George, チェコ共和国リブシーンの教会建築
聖ゲオルギウス教会は初期ゴシック様式の建物で、長方形の身廊と同じ高さのやや狭い多角形の後陣を持ち、陶製瓦の切妻屋根が架かる。西正面は石の十字架を頂くバロック様式の渦巻き破風で飾られ、長方形の石造入口と楕円形の窓がある。墓地には八角形の石造基壇に載る木造の鐘楼が立つ。
ロマネスク様式の教会は10世紀後半に築かれたリブシーン城塞の一部だった。1900年頃の発掘で見つかったロマネスク様式のポータルは13世紀には教会が存在したことを示す。1352年の教皇十分の一税台帳に教区教会として初めて記され、1340年からフス戦争まで司祭の名が知られる。1908年に教区は廃止され、建物は1711年、1883年、1906年、1951年、1992年に改修された。
この教会は巡礼と墓地の教会で、1908年にリブシーン中心部へより通いやすい聖プロコプ教会が建てられた際に教区は廃止された。墓地には芸術家カレル・ネプラシュとナデジダ・プリシュコヴァーが眠り、1644年付のジジー・スメーカル宛ての砂岩の墓石には、彼がピストルで撃たれたことがチェコ語で刻まれている。
教会は村の中心ではなく、リブシーン村を見下ろすリブシーン城塞跡の上に建つ。石の十字架を頂く墓地の門は西側の正面入口と向かい合う。墓地の木造鐘楼は2013年に修理され、木瓦屋根と木組みが解体されて組み直された。
20世紀初頭の考古学調査でロマネスク様式のポータルが偶然発見され、13世紀には教会が存在していたことが裏付けられた。そのロマネスク建築の断片は現在、肉眼では確認できない。墓地には彫刻家カレル・ネプラシュと芸術家ナデジダ・プリシュコヴァーも眠っている。