バラワット, イラク、ニネベ県にある遺跡
バラワットはモスルの南東にある遺跡で、新アッシリア時代の遺物が残っています。遺跡は広い範囲に広がり、古代の城壁や建物の基礎、青銅の細工が施された神殿の門などがあります。
最初の本格的な発掘は1878年に始まり、イギリスの考古学者ホルムズド・ラッサムがシャルマネセル3世の治世の重要な遺物を多数発見しました。これらの発見により、この遺跡がアッシリアの勢力の絶頂期における王都として重要だったことが確認されました。
神殿の門の青銅帯には、軍事遠征や貢物の場面が描かれており、アッシリア美術における風景表現の新たな方法を切り開きました。これらの芸術作品は、訪問者にアッシリア人が世界をどのように見ていたか、そして彼らの社会におけるそのような場所の重要性を示しています。
遺跡はモスルから南東に約25キロの場所にあり、近年道路が整備された平坦な地形にあります。訪問者は頑丈な靴と日よけを用意してください。敷地全体に日陰がほとんどないためです。
神殿の門は、青銅板を内側から成形して装飾を施す特殊な金属加工技術で知られています。この技法は他ではまれで、アッシリアの職人の高度な技術力を示しています。