Mount Pulai, マレーシア、クライ地区にある山頂。
プライ山は、マレー半島南部のクライ地区にある標高約654メートルの山頂です。山は熱帯林に覆われ、山頂まで約6キロメートルのハイキングコースがあります。
第二次世界大戦中、イギリス連邦軍はマレー半島を通る日本軍の進撃に備えるため、この山にトンネルと飛行場を建設しました。これらの構造物は、この場所が戦争中に果たした役割の痕跡として今も残っています。
プライ山の斜面には、マレーシアのこの地域の熱帯林に自生するテンガラン、ケルイン、メランティなどの樹木が生えています。トレイルを歩くと、これらの木々が山の風景を形作っている様子を観察できます。
森の中のトレイルを歩くには、しっかりした靴と往復分の水が必要です。道中には施設がありません。日中は暑くなるので、早朝に出発するのが良いでしょう。また、雨の後は道が滑りやすくなります。
山にある3つの通信塔は対流圏散乱方式を採用しており、電波を対流圏で反射させることで、通常の塔では届かない遠距離まで通信を可能にしています。この技術により、塔はマレーシア国内の一部地域だけでなく、シンガポールや一部のインドネシア諸島とも接続しています。