ワハン地区, アフガニスタンのバダフシャーン州にある行政区
ワハンはアフガニスタン東北端のバダフシャーン州にある行政区で、山がちな地形の中に位置しています。この地区には約112の村があり、基本道路で行政の中心地であるハンドゥードに結ばれています。
この地区は、1893年にイギリス植民地政権とアフガニスタンの首長との間で結ばれた協定により、帝国間の緩衝地帯として設立されました。この取り決めが、地域の国境と戦略的役割を形作りました。
ワヒー人はシーア派イスマーイール派イスラムを信仰し、キルギス人はスンナ派ハナフィー派の伝統を守っています。この二つのコミュニティは、地域の祝祭や日常生活を形作る明確な宗教的慣習を維持しています。
この地区へは徒歩か地元の車両で基本的な道路を通ってアクセスできます。最寄りの主要な交通拠点はファイザバード空港です。訪問者は、特に冬の間は、荒れた山道や簡素な施設に備える必要があります。
この地域には、中央アジアの主要な川の一つであるアムダリヤ川の源流があります。このため、広域の水管理と生態系にとって重要な地点となっています。