グラモス山, アルバニアとギリシャの国境にある山脈
グラモスはアルバニアとギリシャの国境にある山脈で、最高峰のマヤ・エ・チュカペチト(ツーカ・ペツィク)は2,523メートルに達する。山塊は主に古第三紀のフリッシュと石灰岩からなり、1,500〜1,600メートル以上では氷河の圏谷や谷が見られる。北部と中央部は高山草原に覆われ、南部にはブナや針葉樹の森が広がる。
ギリシャ内戦の1948年から1949年にかけて、グラモス山は民主軍の主要な拠点であり、臨時民主政府は周辺に本部を置いていました。山が国民軍の手に落ちたのは1949年のことで、これが内戦の終結につながり、その後は少数の孤立した拠点が共産主義勢力の下に残るのみでした。数十年にわたる地雷除去にもかかわらず、山塊の一部には今も有効な地雷原があります。
山の名はアルバニア語でGramoz、アルーマニア語でGramosta、ギリシャ語でGramosと表記され、周辺のアルバニア系、アルーマニア系、ギリシャ系の共同体を反映している。西麓の主な町はErsekëで、Gramos、Aetomilitsa、Starje、Plikatiは山脈内の村である。
この地域は、アルバニア側とギリシャ側の両方からアクセスできる標識のあるトレイルを使って探索できます。暖かい季節がハイキングに最適です。高地では天候が急変することがあるため、変わりやすい条件に備えると訪問がより楽しめます。
標高1500〜1600メートルより上には、古第三紀のフリッシュを刻む圏谷や氷河谷があり、石灰岩の層が複雑な地質構造をつくっています。この斜面からは、ギリシャ領内に源を発するギリシャ最長の川アリアクモナス川のほか、オスム川やデヴォル川の支流も流れ出しています。