Saint Gevorg Monastery of Mughni, アルメニアのムグニにある修道院
聖ゲヴォルク修道院は黒と赤みがかった凝灰岩で造られたドーム付きバシリカで、西側に三連アーチの開いた拝廊が付く。中央開きの上には十二本の柱を持つ円形の鐘楼が立ち、主ドームは円筒形のドラムと円錐形の傘屋根を戴く。右側には丸窓のある縞模様の高いドラムがそびえ、南門は精巧な彫刻の枠を持つ。
修道院が建つ前、この地の6世紀の礼拝堂に聖ゲオルギオスの遺骸が納められていた。修道院はおそらく13世紀前半、ホヴハンナヴァンクの修道士たちが遺物をここへ移した際に創設され、1278年にはムグニで写本が作られていた。マルティロス主教は1632年から1655年にかけて施設を改築し、1664年から1669年にホヴハンネス・ヴァルダペトが現在の凝灰岩の教会を建て、1669年にホヴハンネスがアグリスで没した後はダヴィト・ヴァルダペトが完成させた。
巡礼者は9月最後の土曜日の祭日に訪れ、修道院は崇敬の場となります。1811年に商人ホヴハンネスと妻タマルが寄進した幕には磔刑と竜を槍で突く聖ゲオルギウスが刺繍され、現在はアルメニア歴史博物館に所蔵されています。19世紀にはグルジア人やペルシア人の巡礼者も訪れました。
修道院はアシュタラク近くのムグニ村を通る主要道路沿いにあり、アクセスが容易です。その立地は、アルメニアの宗教史を探訪する訪問者にとって便利な立ち寄り先となっています。
修道院の中には、エルサレムから来た緑色の半円形の石を備えた大理石の墓があり、巡礼者による無数の触れで滑らかに磨かれています。この遺物は、この場所での長い献身の歴史を示しています。