エレバン・カスケード, アルメニア、エレバンのケントロン地区にある階段
エレバン・カスケードは、アルメニアのエレバンのケントロン地区にある記念碑的な階段で、彫刻、噴水、庭園で飾られた複数のテラスにわたって78メートルの高さに達します。この構造物はダウンタウンとビクトリーパークを結び、572段の外部階段と内部エレベーターを備え、トラバーチンでアールデコ様式に建てられています。
アルメニア人建築家アレクサンダー・タマニャンが、この複合施設の元となる構想を1924年に思いつきました。建設は1980年に始まり、2009年にカフェスジアン芸術センターが開館して完了しました。
この名前は、段々になったテラスの連なりを指しています。訪問者は、アルメニア国内外の現代アーティストによる屋外彫刻を、複数のレベルにわたって屋外スペースで目にします。
訪問者は内部エレベーターを使ってすべてのレベルに到達できるほか、屋外の階段を上ることもでき、複合施設は終日一般に開放されています。下のテラスには休憩できる日陰のエリアがあり、上のレベルからは街を一望できます。
各テラスには、トラバーチンに彫られた独自のレリーフとアルメニアのシンボルのパターンが施されており、高さ全体にわたって変化しています。アールデコ様式はソビエト時代のアルメニアでは珍しく、このアプローチは当時としては異例でした。