Fuerte San Antonio, チリのアンクードにあるスペイン植民地時代の要塞
サン・アントニオ砦は、18世紀にチリのアンクードの郊外の丘の上に建てられたスペイン植民地時代の要塞で、湾を一望できます。元の大砲7門と防御壁の一部が今も残っており、構造がどのように配置されていたかを明確に示しています。
スペインの軍事技術者たちは、1770年に、群島への海からのアクセスを制御するための沿岸防衛網の一部としてこの要塞を建設しました。この要塞は、スペインによるチロエ群島の統治期間中ずっと活動し、この地域のチリ主権への移行を目撃しました。
敷地内のオベリスクは、この地域が正式にチリの一部となった瞬間を示しており、訪問者は今日その碑文を読むことができます。この砦は、植民地時代の防御の遺物と国家の記憶の象徴という二つの役割を同時に果たしています。
砦はアンクードの中央広場から約800メートルで、バケダーノ通りを歩いて行くことができます。入場は自由で、敷地はコンパクトなので、市内散策の合間に短時間で訪れることができます。
かつて地下トンネルがこの砦とサン・カルロス砦の火薬庫を結んでいましたが、1960年の地震の後に封鎖されました。現在は通れませんが、その存在は、二つの砦が相互に連携するシステムとして設計されていたことを示しています。