南フエゴ鉄道, アルゼンチンのティエラ・デル・フエゴにある鉄道
南フエゴ鉄道は、アルゼンチンのティエラ・デル・フエゴにある狭軌の路線で、ウシュアイアの西にある3つの駅の間を、レンガブナラとサザンブナラの森の中を走っています。ルートは木造の橋でピポ川を渡り、泥炭の谷を通ってティエラ・デル・フエゴ国立公園の入り口に至ります。
この鉄道は1909年、木材や物資をウシュアイア刑務所に運ぶために始まりました。囚人たちは厳しい気候の下で線路や橋を建設しました。刑務所が1947年に閉鎖された後、線路は荒廃しましたが、1994年に観光鉄道として再開しました。
機関車には刑務所の有名な囚人の名前が付けられており、当時の制服を着た看守が駅のホームで乗客を迎えます。車内では、亜南極の森の中に線路を敷いた労働者の物語を音声案内が伝えます。
所要時間は約1時間で、海抜約200メートルの標高を走り、一部区間では急勾配があります。この地域は夏でも気温が低いことがあるため、暖かい服装をご用意ください。
線路幅はわずか500ミリメートルで、南米で運行されている鉄道の中で最も狭いものの一つです。一部の木製枕木は刑務所時代に敷設されたもので、築100年以上になります。