ティルカラのプカラ, アルゼンチンのティルカラにある要塞と考古遺跡
プカラ・デ・ティルカラは、高い標高の丘の頂上に位置する石造りの要塞で、居住区、貯蔵施設、儀式用の区域が分かれています。その配置から、建物が密集して建てられ、傾斜した地形に合わせて設計されていたことがわかります。
オマグアカ族は、この山岳地帯の軍事拠点として、1100年頃にこの要塞化された集落を建設しました。数世紀後、1400年代にインカがこの地域に拡大すると、ここは重要な拠点となりました。
この遺跡は、それを建てたオマグアカ族の名前を冠しており、彼らの生活様式は、空間がどのように配置され、使われていたかに今も表れています。歩き回ると、居住区域と儀式区域が日常生活の異なる目的に応じて区別されていたことがわかります。
要塞に到達するまでの坂道は急なので、丈夫な靴を履き、上り坂に時間を多めに取ってください。麓には考古学博物館が併設されており、遺跡で見つかった遺物を調べたり、この地域の歴史について学んだりできます。
住民は、急峻な地形にもかかわらず作物を育てるために、丘の中腹に段々畑を切り開きました。これらの巧妙な灌漑システムは、この厳しい高地環境で人々がどのように農業を営んでいたかを示しています。