BINGO, ブラジルのアギアールにある電波望遠鏡
BINGOはブラジル・パライーバ州アギアール近郊のセラ・ド・ウルブに建設中の口径40メートルのトランジット電波望遠鏡である。40メートルの主鏡が空の放射を副鏡に反射し、副鏡がそれを28個のホーンからなる焦点面に導き、受信機と分光計に送る。赤方偏移z=0.13から0.45の21cm水素輝線を、空が視野を通過する間に赤緯15度の帯でマッピングする。
BINGO計画はサンパウロ大学が主導する国際共同研究で、同大学物理研究所のエルシオ・アブダラが責任研究者を務める。ブラジルのINPEとUFCG、中国の揚州大学、イングランドのマンチェスター大学などが参加し、主な資金はFAPESPとパライバ州政府から出ている。2018年3月にはブラジルで組み立てとホーンの製作が進み、2022年頃の完成が見込まれていた。
BINGOはBaryon Acoustic Oscillations from Integrated Neutral Gas Observationsの略で、「Neutral Galaxies Observatory」ではない。プロジェクトはエルシオ・アブダラ研究員のもとサンパウロ大学が主導し、FAPESPとパライバ州政府が主に資金を提供する。アギアールでは宇宙論がカンピナ・グランデ連邦大学の支援で地元学校のSTEAM教育を支え、奥地には望遠鏡の制御室も置く天文学の科学博物館の建設が計画されている。
この場所はブラジル北東部にあり、電波干渉が最小限で、観測に適した大気条件を備えています。訪問者は、ここが専門的な研究施設であり、一般の立ち入りが制限される可能性があることを理解しておく必要があります。
この望遠鏡は、遠方の銀河からの微妙な信号であるバリオン音響振動の測定に特化しており、宇宙の加速膨張に関する情報を明らかにします。この技術により、科学者はダークエネルギーの謎を探ることができます。