Ts'ehlanyane National Park, レソトの国立公園
ツェラニャーン国立公園は、レソト北部のマルティ山脈にある保護区で、首都マセルから北東へ約150キロメートルの場所にあります。標高の高い地形が続き、急斜面や岩の露頭、そしてツェラニャーン川が流れる密な在来林が広がっています。
公園内の土地は、バソト族の山岳領域の一部として長く受け継がれてきており、地域の口承伝統はこの地と儀式や集会を結びつけています。正式に保護区となった際、その主な目的は、地域で希少になっていた在来林を守ることでした。
公園の名前は、園内を流れるツェラニャーン川に由来しています。入口へ続く道沿いには石造りの壁を持つ村が点在し、訪れる人々は地域の人々の伝統的な暮らしに触れることができます。
アクセスはA1幹線道路から砂利道を通り、路面が荒れている箇所もあるため車高の高い車両が推奨されます。公園内のメインロッジにはシャレーとレストランがありますが、週末や学校の休暇期間中は満室になりやすいため、事前予約をおすすめします。
公園にはチチの木が自生しており、節くれだった幹を持つこの在来種は地域の他の場所ではほとんど見られません。また、ベルクバンブーもここで育ち、絶滅危惧種の蝶の宿主植物となっています。