ドラケンスバーグ山脈, 南アフリカ・クワズールー・ナタール州の山脈
ドラケンスバーグは、南アフリカ東部とレソトを1000キロメートル以上にわたって横断し、玄武岩と石英岩の地層が最高3482メートルに達します。この山脈は州の自然の境界をなし、深い谷、滝、高地の台地によって隔てられています。
サン族は4万年以上にわたりこの地に住み、岩陰に3万5000点以上の芸術作品を残しました。ヨーロッパ人の入植者は19世紀にこの地域に到達し、峰々の竜のような外観から「ドラケンスバーグ」と名付けました。
ズールー人はこの山脈を「ウカフランバ」と呼びます。これは「尖った槍の障壁」を意味し、その鋭い峰々を表しています。砂岩の洞窟の中には、狩猟の場面や精神的なモチーフを描いた何千ものサン族の岩絵があります。
山脈全体に標識のあるハイキングコースが整備されており、短い日帰り散策から、山小屋での宿泊を伴う数日間のルートまであります。キャンプ場と宿泊施設は年間を通じて利用できますが、冬は寒く、標高の高い場所では降雪があります。
この山脈は、高地の泉と川からいくつかの南アフリカの州に飲料水を供給しています。高山草原には299種の鳥類が生息しており、ここで見られる珍しいヒゲワシも含まれます。