Bajang Ratu, インドネシア、トロウランの門
バジャン・ラトゥは、インドネシアの東ジャワ州トロウランにある赤レンガの門で、高さはおよそ17メートル、独立した記念碑として建てられています。構造物の全面にはヒンドゥー教と仏教の物語の登場人物を描いたレリーフパネルが施され、上部の部分には石の彫刻に幾何学模様が刻まれています。
この門は14世紀にマジャパヒト帝国の下で建てられ、1328年に亡くなったジャヤナガラ王を称えるために建立されました。この記念碑は当時の首都の王宮の入り口を示しており、現在ではこの地域のその時代から残る数少ない石造建造物の一つです。
名前は、門を通過する旅行者を守ると信じられている守護霊を表すジャワ語に由来します。今日でも訪問者は、マジャパヒト時代の儀式を示す側壁の宗教的シンボルの名残を見ることができ、地元コミュニティによって今も大切に扱われています。
この門はモジョクルトとジョンバンを結ぶ主要道路から約200メートルの場所にあり、徒歩で数分で到着できます。トロウランには他にもいくつかの遺跡があり、1日で訪れることができます。できれば乾季の午前中が良いでしょう。
地元の伝統では、政府関係者はこの門をくぐることを避けます。運が悪くなるかもしれないからです。この信念は今日でも地域の多くの人々に守られており、地元当局は遺跡を訪れる際に別の道を選ぶことにつながっています。