St Elmo Courts, ニュージーランド、クライストチャーチにあるオフィス・集合住宅
セント・エルモ・コーツは、クライストチャーチ中心部にある8階建てのオフィス・集合住宅で、アールデコ様式のディテール、つまり装飾的なフリーズとコーニスが、粗面仕上げの1階の上に配されています。この建物は当初は大きなアパート群として使用されていましたが、1950年代以降はオフィス用途に転換され、シェル石油などの企業や研究機関が入居していました。
この建物は1930年に旧セント・エルモ・ボーディングハウスの跡地に建設され、当時クライストチャーチで最大のアパート複合施設でした。この場所は、20世紀初頭における街の中心部の発展の重要な転換点を示していました。
この建物は、1920年代から30年代にかけてニュージーランドの都市で、近代的なアパート複合施設が中心部に最新設備付きの住まいを提供するようになり、住民の生活様式がどう変わったかを反映していました。この変化は、クライストチャーチの中心部での暮らし方を形作りました。
この建物はもはや元の場所にはありません。2011年の地震で大きな被害を受け、その後取り壊されました。訪問者は、かつて建物が立っていた場所を訪れ、地元の遺産記録を通じてその歴史についてさらに学ぶことができます。
この建物は、当時クライストチャーチでは比較的新しい概念であった、広々とした中心部のアパートを提供した点で特筆に値します。取り壊し後、その跡地には近代的なウィン・ウィリアムズ・ハウスが建ち、自然災害後の市の経済的回復を象徴しています。